うたわれるもの [Leaf]
世間では泣きゲーと評価されているいるようだが、はたして。
まあ、たしかに感動するシーンはいくつかあるけど・・。
同じ感動でもそういう感動じゃなくて、古い例で申し訳ないけど俺的にはむしろドラクエとかFFとか、そっち系の感動という感じがしている。仲間が徐々に加わり、共に旅をし、共に戦う。出会いあり、別れあり・・ってな感じ?
そんなところは面白かった。
それから、ストーリーに意外性がある。それも面白かった。
古代の話かと思いきや、実は遠い未来の話である。それがほとんど終盤まで進まないとわからない。
「おおっ。そうきたか。はーん、なるほど」てな感じ?
猫耳とかをどうしても登場させたい。それを無理矢理正当化させるためにあんな理屈になったのじゃないかな。それとか、この手のゲームは主人公の顔が見えないようになっているのが約束事のわけだけど、ここでは主人公は仮面をかぶっている。その正当化にもなっているというわけだ。
それにしても後半の展開には、正直最初はついていけなかった。
それでなくても訳わからない用語と名称が乱発されてる。やれオンカミヤムカイだ、やれウィツアルネミテアだ、ときてる。それに加えて、会話中心のシナリオになっているから、状況を把握するのに少々想像力が必要とした。特に化石と、哲学者だっけ?が登場するあたり。何がおきているのか、じっくり読み込まないと理解できない。しかし、そこら辺を読んでいる時はまだその直前に戦闘があったわけで、その興奮がまだ残っているから、俺なんかだとじっくり読むことができなかった。結果的に、初回は完全に理解していないままエンディングを迎えたと記憶している。
幸か不幸か(?)このゲームのメインはSLGで、難易度を変えて何度もやるようになっており、実際に何度もやったので2回目にはほぼ理解できた。しかし、それでもちょっと色々無理があったような気がしている。
まあ、でもそこら辺は目をつぶることにするか。
個人的お気に入りは、トオカかな。
だってセイバーみたいな奴なんだもん。
一途でくそまじめでちょっとおっちょこちょい。結構笑えた。
アニメ版でも、もうちょっとあのおっちょこちょい性を表現してほしかったかな。
アニメといえば、原作でのエピローグが非常に気になっていたので、それをアニメ版でどう解釈するのかが興味津々だった。原作ではどうやらハクオロが帰ってきたような雰囲気で終わっており、エルルウが半分ふり向きかけて「えっ?」と言っているようなシーンで終わる。あれが非常に印象的だった。
ところが!アニメでは完全に振り向いてしまっている。それどころか微笑みかけている。
う~ん、ちょっと残念。あの、振り向きかけたところで終わるのが良いのに!
・・まあ、細かいことでしたかね。
でもさ、そもそも、ハクオロが戻ってくること自体が、不自然じゃないか?
突然理由もなく戻ってくるわけ?おかしいじゃん。
もっと複線を張っておくべきなんじゃないだろうか。
何か、戻ってこれる条件をほのめかしておく、とか。
たとえばさ。
「この世界に争いがなくなれば、私はきっと解放されるだろう。もしそうなったら、あるいはまた、今度は普通の人間として地上に戻れる日が来るかもしれない」とか言わせておくのさ。
そしたら戻ってくるのも全く不自然ではなくなる。
その上でエピローグに入ればいい。
エルルウ:「ハクオロさん、もう戦も争いもなくなりました。ハクオロさんが築いた世の中は今、平和になりました」とか独り言を言わせる。
そんなふうにすればどうだろう。
それにしてもハクオロ、あんな怪物でなくても良かったと思うんですけどねー。
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